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「人を大切にする会社づくり」の実践その継続モデル-株式会社スマイルリンクの挑戦-

STUDY

私たちは、誰かに大切にされた経験が、自分の人生を大きく変える力を持っていることを知っています。そしてその体験は、企業経営にも応用できるのではないか?――そんな問いから始まったのが本研究です。

この論文では、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の受賞を契機に、株式会社スマイルリンクがどのように「人を大切にする会社づくり」を実現してきたのか、そしてその理念をどうすれば継続できるのかを明らかにしています。

スマイルリンクは、静岡県裾野市を拠点に、0~2歳児を対象とした小規模認可保育園と、0~18歳の障害児を支援する療育施設を運営する会社です。創業の背景には、「閉園危機にある保育園を何とか救いたい」という想いと、「誰かに大切にされた原体験」がありました。

本論文では、以下の点に焦点を当てています。

  • 人を大切にする経営の原点と進化:創業者の体験知と保育現場で育まれた価値観を基に構築された独自の実践モデル。
  • 理念の可視化と組織文化への浸透:社員インタビューや日報の分析を通じて、「人を大切にする」行動がどのように日常業務に根づいているかを検証。
  • 外部の先行事例との対話:スターバックスジャパン元CEO・岩田松雄氏の「共感型リーダーシップ」や、稲盛和夫氏によるJAL再建の事例から、理念の継続的実践に必要な視点を学びました。
  • 現場における実践の変化と影響:「モデルの可視化」によって、社員が日常業務の中でより明確な意識を持ち、互いに支え合いながら行動するようになった姿を紹介しています。

本研究から得られた最大の学びは、「理念は掲げるだけでは伝わらない。可視化し、対話し、実践し続ける『場』があってこそ、理念は生きた力となる」ということです。

この研究は、保育業界のみならず、「人を大切にする経営」を志すすべての中小企業に向けた実践知の共有でもあります。

「人を大切にする会社であり続けるためには、何が必要なのか?」この問いに一緒に向き合いませんか。

ご関心のある方は、こちらからアンケートをお願いします。アンケートにお答え頂いた方には「人を大切にする会社であり続ける為の検証と考察」(実践知論文)の論文概要をプレゼントします。

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